2020/11/03 15:02
この3枚、どれも3色で描いています(塗っています)
© Belta(Mayumi Wakabayashi)2020
「3色」というとみなさん驚かれます。
「3色」というとみなさん驚かれます。
「すべての色は三原色で作ることができる」のですから、当然とわかっていてもびっくりしますよね。
私はよく三原色で描いています。
なぜなら良い練習になるから。
特に筆圧と色の知識のおさらいに良いんですよね。
色鉛筆は筆圧で色が変わるので、強い筆圧から弱い筆圧まで、同じレベルで使えると良いわけです。
三原色でたくさんの色を作るためには、筆圧がポイントなのです。
強い筆圧ばかり、弱い筆圧ばかり、しか使えないと色の幅が狭くなるんですよね。
畢竟、筆圧を意識することになるわけです。
そして色の理解のためには色を作ってみるのが一番。
三色しかないのですから、ひたすら色を作ることになるので、これも良いトレーニングなのです。
私が使っているのは、ホルベインのマゼンタ、カナリーイエロー、ターコイズです。
他の組み合わせを使われている方もいらっしゃるので、これが絶対というわけではありません。
例えば、ターコイズの代わりにセルリアンブルーでもOKです。
この2つの違いは、それぞれ一長一短。
グリーンを作る場合、
セルリアンブルーで作れば明るいグリーンに
ターコイズで作るグリーンは少し暗いグリーンに。
紫を作る場合、
セルリアンは青みが強い紫に
ターコイズは深い紫に。
ターコイズとセルリアンの一番の違いは明度で、
ターコイズの方がより低明度の色が作れます。
引き締めるために黒に近い低明度が欲しいので、ターコイズブルーを使っているというわけ。
でもターコイズは36色セット以上でないと入っていませんので、24色セットをお持ちの方はセルリアンブルーをお使いくださいね。
この3色を使う塗り絵教室をします。
モチーフはキャンドルで塗り方はとってもカンタン。
塗り方はまっすぐ横に塗るだけなので、ストロークの良い練習にもなると思います。
11月15日(日)と16日(月)です。どちらも14時~16時。
ご用意いただくものは、
・色鉛筆
ホルベインの
マゼンタ(449)
ターコイズブルー(343)またはセルリアンブルー(335)どちらか1色
カナリーイエロー(147)
・練り消し
・zoomのインストール
スマホのスタンドがあるとお手元が映せて便利。
↓からお申込いただくと、下絵、見本、塗り方レシピのセットをお送りします。
当日はそのセットを使って作品を仕上げます。
また万一ご都合が合わなくなった場合、他の月、他の日に振り替えることができます。
ぜひぜひご参加くださいね!
一緒にたくさんの色を作りましょう。